2022-06

小説

『ハグとナガラ』原田 マハ

今回は小説『ハグとナガラ』原田 マハ著のご紹介。原田マハといえば、自身もキュレイターであることから美術系の小説が多い。しかし、今回紹介する『ハグとナガラ』には美術は登場しない。 この小説は、大学からの友達である「ハグ」と「ナガラ」にまつわる...
ノンフィクション

『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎

今回は哲学書『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎著のご紹介。 哲学書と聞くとなんだか難しい内容かと思ってしまうが、確かに難しい。私自身、なぜ書店でこの本を手に取ったのかというと、「暇」だとか「退屈」といった現象はこれからの人生において、切っても...
エッセイ

『旅はゲストルーム』浦 一也

今回は『旅はゲストルーム』浦 一也著のご紹介。建築家でありインテリアデザイナーの著者が実際に訪れた世界中のホテルについて、建築のプロ目線で紹介する作品。 読み手をくすぐるようなイラストも魅力的。建築家ならではの考察は、今まで触れ合ったことの...
小説

『野良犬の値段』百田 尚樹

今回は小説『野良犬の値段』百田 尚樹著のご紹介。文庫本で上下巻展開の作品です。 犬はペットの中でもトップクラスで人気の動物です。成長した犬は人間で言う4、5歳くらいの知能があると聞いたことがあります。人間の会話を理解していそうな犬は文字通り...