『金持ち父さん 貧乏父さん』ロバート・キヨサキ

今回はファイナンス系書籍『金持ち父さん 貧乏父さん』ロバート・キヨサキ著のご紹介。

この書籍をきっかけにファイナンス系の書籍に興味を持ちました。
学校では教えてくれないお金に関する知識。

お金は大人になってから姿を表す問題。
「投資」と聞くとなんだか難しい話題だと思ってしまいます。
しかし少し読んでみると、投資が身近に感じるかもしれません。

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書籍の情報を以下にまとめます▼

書籍情報

この本は・・・・・・
■金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。
■持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。
■資産と負債の違いをはっきりさせる。
■お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。
■そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。

『金持ち父さん 貧乏父さん』裏表紙より

読書感想

ファイナンス系書籍

ファイナンス系書籍に対して、とっつきにくい印象を持つ人もいるのではないでしょうか？
実は私もその一人で、これまで一度も読んだことがありませんでした。

そもそもこの本を読もうと思ったきっかけは、人から勧められたからでした。
知識や経験は減るものではないし、読んでみて面白くなかったら途中でやめてしまおう。
そんな感じで読み始めました。

結果的に最後まで読むことができ、
さらにはファイナンス系の書籍に興味まで持ち始めました。

その１番の要因は、この本の読みやすさです。
難しい単語はほとんど使われておらず、内容がスッと入ってきます。

話の展開が物語調になっていることも大きなポイントです。
著者自身が子供の時に体験した出来事が一つのストーリーとなり展開されます。

一人の少年が少しずつ知識をつけていく様子は、
ファイナンスの知識に乏しい私に親しみを与えました。

書店には数々のファイナンス系書籍が売られています。
その中で、導入本として最適な書籍だと思います。

苦手なことの本質

「苦手なことはなるべく避けて通りたい」

誰もが考えることだと思います。
しかし、その本質を読み解くと物事の最難関は行動に起こすまで。
思い切って始めてみたことで、苦手を克服することも多くあります。

そうなると迷って行動に移せていなかった時間がもったいなく感じます。
さらに、本当に苦手なことであってもそれを確認できただけでも大きな一歩です。
選択肢を一つ削るだけで好きなものに出会う近道にもなります。

ファイナンスという言葉は、そのニュアンスによって
「難しい何か」という印象を持ってしまう人も多いことでしょう。
しかし、少し調べるだけで意外とシンプルな仕組みであることがわかります。

テレビなどのメディアで取り上げられている話題は、
珍しいことだからこそ取り上げられてるわけで、
実際は思っている以上に幅広い世界です。

少しのきっかけを機にこれまでの常識が覆ることも多くあります。

見て、聞くことの重要性

「二つの目と、二つの耳、口は一つだけ」
多くのことを語るのではなく、観察をしたり、人からの助言を聞いたり、
人間にとって大切なことが人間の構造からわかります。

口ばっかりで行動が伴っていない人はあまり評価されません。
また、人の悪口や愚痴をたくさん漏らす人は、
無意識のうちに周りの人間にマイナスな思考を植え付けていきます。

謙虚な姿勢を持ち、人からの助言を素直に受け入れることで、
訪れたチャンスを掴むことができます。

目と耳と口の構造は、インプットとアウトプットの頻度も示していると思います。
インプットばかりでは真に知識を定着させているわけではありません。
アウトプットをすることによって、知識を自分のものとできます。

まとめ

今回は、『金持ち父さん 貧乏父さん』ロバート・キヨサキ著の読書紹介をしました。
人生で初めてのファイナンス系の書籍でしたが、
とっつきにくさはなく、もっと知識をつけていきたいと思うことができました。

お金にまつわる問題は人生にとってとても重要なことだと思います。
大切なことなのに自分から歩み寄らないと学べないジャンルでもあります。

どんなことに対しても最初の一歩は最もハードルが高いものです。
しかし、その一歩を踏み出したことによって、
見たこともない景色に巡り合えると考えます。

知識として身につけるまでは、それ相当の時間がかかります。
ただ、人生１００年の時代。
人生の年表で見るとその時間は、たったの数センチにしかなりません。

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