書籍紹介

小説

『常設展示室』原田 マハ

今回は、小説『常設展示室』のご紹介。著者は美術系小説で有名な原田マハさんです。 「常設展示室」とは、大々的に行われる展示会とは違い、その美術館に常に展示されている。いつ訪れても鑑賞することができる作品のことを指します。美術館は人を選ばず、誰...
小説

『阿蘇・長崎「ねずみ」を探せ』西村 京太郎

今回小説は『阿蘇・長崎「ねずみ」を探せ』西村 京太郎著である。トラベルミステリーとして有名な著者。 私は西村京太郎シリーズを読むのは初めてである。もちろん知っていたし、どこかのタイミングで読んでみたいとも思っていた。ただ、シリーズものに対し...
小説

『鉄道員(ぽっぽや)』浅田 次郎

今回は短編小説『鉄道員(ぽっぽや)』浅田 次郎著のご紹介。タイトルにある『鉄道員(ぽっぽや)』は高倉健さん主演で映画化された作品。私自身も読後に映画も鑑賞。心にジーンとくる作品。 書籍の情報を以下にまとめます▼ INFOタイトル:『鉄道員(...
小説

『人間』又吉 直樹

今回は、小説『人間』のご紹介。著者は芸人のピース・又吉直樹さん。『火花』で芥川賞を受賞し、一躍人気作家となった。 テレビやYouTubeでも活躍の著者が初めての長編作品を執筆。「人間」というシンプルなタイトルだからこそ、読み手にその解釈が委...
エッセイ

『思考の整理学』外山 滋比古

本日は、エッセイ『思考の整理学』外山 滋比古著のご紹介。この作品は現在、260万部を超えるベストセラー書籍。1986年に文庫化されたが、2007年から急激に売り上げを伸ばした。 その理由は、東大・京大内にある生協での書籍売上が1位になったこ...
小説

『悪い夏』染井 為人

今回は、小説『悪い夏』染井 為人著のご紹介。早くも梅雨が明け、茹るような天候にぴったりの作品。 タイトルの『悪い夏』の意味合いは作品を読んで確かめてもらいたい。みなさんは「夏」と聞いてどういった思いを抱くだろうか?夏が好きな人もいれば、嫌い...
小説

『ハグとナガラ』原田 マハ

今回は小説『ハグとナガラ』原田 マハ著のご紹介。原田マハといえば、自身もキュレイターであることから美術系の小説が多い。しかし、今回紹介する『ハグとナガラ』には美術は登場しない。 この小説は、大学からの友達である「ハグ」と「ナガラ」にまつわる...
ノンフィクション

『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎

今回は哲学書『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎著のご紹介。 哲学書と聞くとなんだか難しい内容かと思ってしまうが、確かに難しい。私自身、なぜ書店でこの本を手に取ったのかというと、「暇」だとか「退屈」といった現象はこれからの人生において、切っても...
エッセイ

『旅はゲストルーム』浦 一也

今回は『旅はゲストルーム』浦 一也著のご紹介。建築家でありインテリアデザイナーの著者が実際に訪れた世界中のホテルについて、建築のプロ目線で紹介する作品。 読み手をくすぐるようなイラストも魅力的。建築家ならではの考察は、今まで触れ合ったことの...
小説

『野良犬の値段』百田 尚樹

今回は小説『野良犬の値段』百田 尚樹著のご紹介。文庫本で上下巻展開の作品です。 犬はペットの中でもトップクラスで人気の動物です。成長した犬は人間で言う4、5歳くらいの知能があると聞いたことがあります。人間の会話を理解していそうな犬は文字通り...