書籍紹介

エッセイ

『思考の整理学』外山 滋比古

本日は、エッセイ『思考の整理学』外山 滋比古著のご紹介。この作品は現在、260万部を超えるベストセラー書籍。1986年に文庫化されたが、2007年から急激に売り上げを伸ばした。 その理由は、東大・京大内にある生協での書籍売上が1位になったこ...
小説

『悪い夏』染井 為人

今回は、小説『悪い夏』染井 為人著のご紹介。早くも梅雨が明け、茹るような天候にぴったりの作品。 タイトルの『悪い夏』の意味合いは作品を読んで確かめてもらいたい。みなさんは「夏」と聞いてどういった思いを抱くだろうか?夏が好きな人もいれば、嫌い...
小説

『ハグとナガラ』原田 マハ

今回は小説『ハグとナガラ』原田 マハ著のご紹介。原田マハといえば、自身もキュレイターであることから美術系の小説が多い。しかし、今回紹介する『ハグとナガラ』には美術は登場しない。 この小説は、大学からの友達である「ハグ」と「ナガラ」にまつわる...
ノンフィクション

『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎

今回は哲学書『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎著のご紹介。 哲学書と聞くとなんだか難しい内容かと思ってしまうが、確かに難しい。私自身、なぜ書店でこの本を手に取ったのかというと、「暇」だとか「退屈」といった現象はこれからの人生において、切っても...
エッセイ

『旅はゲストルーム』浦 一也

今回は『旅はゲストルーム』浦 一也著のご紹介。建築家でありインテリアデザイナーの著者が実際に訪れた世界中のホテルについて、建築のプロ目線で紹介する作品。 読み手をくすぐるようなイラストも魅力的。建築家ならではの考察は、今まで触れ合ったことの...
小説

『野良犬の値段』百田 尚樹

今回は小説『野良犬の値段』百田 尚樹著のご紹介。文庫本で上下巻展開の作品です。 犬はペットの中でもトップクラスで人気の動物です。成長した犬は人間で言う4、5歳くらいの知能があると聞いたことがあります。人間の会話を理解していそうな犬は文字通り...
小説

『疾走』重松 清

今回は小説『疾走』重松 清著のご紹介。本ブログで初めての上下巻作品。 表紙にはいかにもおぞましい男の絵が描かれています。この男は物語の中でどのような役割を果たすのでしょう。 『疾走』というタイトルは爽やかな印象を持ちますがどうやら暗〜い話だ...
小説

『糸』林 民生

どうも、こんにちは!小説『糸』林 民生著のご紹介です。 こちらの作品は俳優の菅田将暉さんと小松菜奈さんの主演で映画化もされた小説です。表紙のラベンダー畑があるように作品の舞台は北海道となっています。 自然豊かな土地で生まれ育った男女2人はそ...
小説

『海が見える家』はらだ みずき

どうも、こんにちは。今回は小説『海が見える家』はらだ みずき著のご紹介です! この作品は、表紙の色鮮やかなデザインがとても目を惹きます。千葉県の南房総、館山を舞台とした作品みたいです。 この本を購入したときの記事も公開中です▼ 書籍の情報を...
小説

『あちらにいる鬼』井上 荒野

どうもこんにちは! 今回は、小説『あちらにいる鬼』井上 荒野著のご紹介です。 この物語の特徴は、令和3年に逝去された瀬戸内寂聴さんがモデルという点です。 著者の井上 荒野さんは、かつて瀬戸内寂聴さんと不倫関係にあった井上光晴氏の娘にあたりま...